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2005年6月14日火曜日

HERO

 黒澤明の乱を見たときのような鮮やかな色に少々感動。しかし、あまりにも画像が美しすぎてちょっと物語としては平坦だったかも。筋書きは非常に面白くて、確かに「えええ!」「そうくる?」というのが何度もあるタイプなんだけどいかんせん雄大な中国の風景と圧倒的な色彩を見せすぎてしまって「人間なんて小さい小さい」と思えてしまうのはちょっと失敗だったかも。

 ヒロインがちょっと地味(よく言えば古来からの中国美人)だったので、脇のツャン・ツイィーの美しさ(いや、可愛らしさかな)が目立ってしまってちょっとバランス悪かったな。役的にクールビューティーが必要なので、配役としては間違ってないと思うんだが。どうせなら侍女(ツャン)はもっと不細工な娘に演じさせた方がリアルだったかも。

 しかし、誇張はあれどもあんなデカイ城とかを作ってしまった古代中国人ってのはすごいよ。ほんと・・・

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おすすめ度の平均: 3.78
5 監督の色に対するこだわり特と拝見いたしました。
2 映像がきれいというのがうりなんでしょうか?
5 主演のジェット・リーが初めて脚本を読みながら2度泣いた作品です。





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