それにしても、在庫がある本は翌日届くとはamazonは凄い。
さて、この本だが、あるCaseについて6人のコメンテーターがコメントを言うという形式でビジネス問題を論じている。とはいっても各コメントは独立していて一つの結論を導き出すと言うものではない。自分の考えとここに書いてある考えを比較して、「へぇー そういう見方もあるのか」と考えるものだと思う。
こういう形式だと「なんだよ!答えが無いのかよ!使えない」という人もいると思うが、ビジネスなんてのは典型的なケースバイケースであり、必ずしも最善の策がいつも一つだけとは言えないだろう。そうなると、あるかもしれない最善手を捜すよりは、実行可能な最善手を導き出すための多くの手法(考え方)を知っていることが重要なのではないかと思わされる。
そういう意味でこの本はsampleとして十分な価値があるんではないだろうか。ただし、経験を積んだ40歳以上の人には「こんなこと当たり前だよ」といわれるようなものばかりかもしれない。
Harvard Business Review DIAMONDハーバードビジネスレビュー編集部
ダイヤモンド社 (2004/11)
売り上げランキング: 19,135
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おすすめ度の平均:
難題、山済み読書留学できます
ケース自体は面白いがコメントはつまらない
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