ラベル

2006年3月6日月曜日

恋は五・七・五! 全国高校生俳句甲子園大会

あんまり期待しないで見たんだけど、けっこう良かった。「俳句甲子園」とあるのでがんばっていきまっしょい、スウィングガールズ系の女子高生が部活で頑張るのかとおもいきや、けっこうだるだるで(w)。
帰国子女で漢字が苦手なため夏休みの宿題に漢字ドリルをやるか、俳句部に入って俳句甲子園に出るかの選択を迫られた主人公(関めぐみ)が、野球部で万年補欠だった奴(橋爪遼)、密かに主人公に恋して盗撮しまくりだった写真部員(細山田隆人)、デブでブスのためチアガール部から追放されたときに自殺を企て偶然居合わせた写真部員に恋して入部した女(小林きな子)、ウクレレ片手に主人公にあこがれる電波でまくりの後輩女子高生(蓮沼茜)の5人で、俳句甲子園をだらだらと目指す・・・・の割には、あまり中だるみもせず、かといって登場人物たちも変に成長せず、見ていて心地よい。写真部員が関をオカズに夜な夜な自家発してしまったりするのも、いやらしくなく、かといって綺麗過ぎずいい感じであった。
 敵役の俳句甲子園常連高もお約束どおりの展開をきっちりやってくれて安心してみていられた。

 松山はこういう映画撮影をコミッションを作って応援しているようで、がんばっていきまっしょいに続いていい映画ができていたけど、このままだと、日本の青春映画は全部松山撮影になっちゃいそうで、それはそれだなーなんてこともちょっと思ったり。

 TVがんばっていきまっしょいは、いろいろあってなのか、もともと無理があったのかなんかしょぼかったけど、関めぐみはいいっすよ。これから、来ると思う。

 あとちょっと残念なのは、すべてのロケを松山で行ったようだが、設定上は静岡の学校というのがイマイチわかりにくかったこと。静岡から松山に学校行事で行くって、結構凄いとおもうんだがそこらへんが良く伝わらなかったのが惜しかったかな。
no image
ビデオメーカー (2005/09/22)
売り上げランキング: 1,285
おすすめ度の平均: 4.4
4 もう少しテンポが欲しい
4 この作品の見所はやはり関めぐみ。
4 やさしい悪魔がうれしい



0 件のコメント:

コメントを投稿