古家を地元の職人、ポーランドから来た作業員達と一緒に直しながらイタリアでの日々を過ごすうちに、自分なりの幸せって何かを彼女は取り戻していく・・・という定番の流れなんだが、けっこううまく話ができてる。
離婚直後の寂しい状況で、不動産屋の渋い中年に魅かれたり、若いポーランド人作業員の恋を手伝ったり、自分もローマに行った時に出会った青年と恋し「まだまだ捨てたもんじゃない!」と思い上がると叩き落されたり(w
映画後半、主人公をイタリア旅行へ送り出してくれた友人(当時、妊娠したてで傷心旅行に一緒に行けないので、彼女をゲイツアーにコーディネイトした)が、出産間際になってパートナーに振られてトスカーナに転がり込んできて、彼女の家で出産をした際に「イタリアでは出産のことを、『光の下にでてくる』というのよ」というシーンがあり、窓を開けて赤ん坊を陽の光にかざすシーンがある。ここがけっこう短い時間なんだが、盛り上がるところで、やっぱり原題はいいところついてるなぁと思わせた。
やっぱ 「トスカーナの休日」じゃなくて「トスカーナの陽の元で」とかだろー邦題。あいかわらずの駄目タイトルでちょっと残念。
ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント (2004/11/17)
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観るたびに幸せ度が増す映画Once again just the book title was borrowed.
夫婦で見るのに良い映画
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