たぶん、こうやってホワイトバンド活動の趣旨が伝えられていくこと自体も、ホワイトバンド活動の狙いの一つだと思うので、ここで書いていること自体、私もホワイトバンド活動に賛助しているような気がしています。kobushiさんの解説で私が勘違いをしていた点もいくつかありましたので、その点は間違いだったと認めたいと思います。
それと、こういう意見の交換自体、私は大変好きなのですがどうも話の要点がずれていくことが多いので今回はできるだけずれない様に気をつけて行きたいと思っております。(ずれていくというより、私自身が意図せずにずらしてしまうことがないようにしたい、ということです)
さて、kobushiさんの追加情報で更に疑問が深まるところが一点あります。
さて、残念ながらたむようさんの大前提を覆すところから始めなければなりません。『もともとホワイトバンドは開発途上国のNGOが自国政府に対して貧困問題をアピールするために、白い包帯やひもなどを手首に巻いて運動したことから始まった。』((株)サニーサイドアップ代表取締役社長 次原氏/GQ JAPAN 10月号より抜粋)というわけで、本来は特定製品である必要はないのです。
実際、著名人の中には全く別のものを身に付けている例もあります──ちょうど手元にマイクロソフトのビル・ゲイツの写真があるのですけれど、彼は紫色のバンドに白いチップを取り付けたものを巻いています。現地の人の写真やAU各国首脳に関する報道を見る限りは、白い布や包帯が使われているようです。
なるほど、海外の例のようにホワイトバンド活動には特定の製品を必要としないというのなら良くわかります。
追加情報ですが、9/5に日本でのホワイトバンド売上使い道情報が更新されていました。要は『売上の3割は、啓蒙活動に使ってます』ということのようです。
まだよくわからんのが、どうして最初にやってほしいことが「とにかくホワイトバンドをつけましょう」だけじゃなくて いきなり「購入方法」になって、バンドの購入を呼びかけるのか?ということです。
★公式ページの最初に「あなたにやってほしいこと」というのがあって、そこに「ホワイトバンドをつけよう」とあるのですが、その次が「購入方法」になっています。
ここは「なにか白いものを腕や足につけましょう!」じゃ駄目なんでしょうか。
そして、「活動趣旨に賛同した方は、趣旨を広めるための資金が必要です。募金をお願いします」じゃ駄目なんでしょうか。
最後に「この商品を購入することで売上の30%が、活動趣旨を広めることに使用されます。」という形でバンドなりなんなりを売るのは構わないと思うんですが。(別に1%でもいいでしょう)
どうも 今のような活動は「単なるバンドを売らんかな」という形に見えてしまってしょうがありません。
胡散臭さを感じたとき、その感覚をそのままにして去るか。それとも中立の立場から調べてその感覚を消そうとするか。消せないまでも、飲める程度なら飲むか。その判断は個人の価値観によるものでしょうから、私から申し上げることではないでしょうね。
そうですね、そういう意味では私としては中立の立場でできるだけ調べても、胡散臭さが消えないし、飲めるような胡散臭さではなかった、ということです。
うーん うまく説明できてないかな。すいません。
どうやら今回も(?)自分の中ですっきりした形にならなかった。
これはkobushiさんが悪いのでもなんでもなく、自分の世の中の事象に対する見方がいけないのかなと思っている。
今回のホワイトバンド活動が自分に引っかかったのは、「貧困の問題を解決する手段の中に『債務の放棄』を堂々と明記してしまったら、うまくいかない」という考えが自分にあるからだと思う。
それは、不公平であろうが、不平等であろうが「約束」という形のないものを使ってやり取りをすることが、人が動物と大きく違う点の一つであり、「約束は簡単に反故にならない」という前提が現代社会を成立させるのに必須要件だと考えるからだ。債務放棄はこの大前提を崩してしまうことになりかねないという危険性を持っていると思う。
確かに現在の貧困国家が貧困から抜け出せないのは、既存の債務が貧困からの脱出を邪魔している要素が大きいとは思うが、それを「債務を放棄しよう」ということで救うのは、結局世界のためにならないと思う。今の状態で債務だけがなくなっても、貧困国家は本当に貧困から抜け出せるんだろうか?単に借りたものは返さなくていいという無法がまかり通る世界になってしまうだけなんでは。
確かに大災害や戦争などの後で、荒廃した国家に対して債務放棄をした例はいくつもあるが、それは「今、その国が持っている債務は放棄します。ただし、それによって復興した暁には必ず放棄した国に限らず世界全体に対して貢献してくださいね」という期待が込められているから行える債務放棄なのだと私は思っている。
振り返って現在貧困にあえいでいる国家は、債務放棄されたら世界に対してその期待に報いることが可能なのだろうか?もし、可能であればどのようなプランで貧困からの脱出を行うのか、貧困国の施政者がプランを出し、債権国に出すというのが筋なんではなかろうか。
そのためのプラン作りを手助けするという活動なら、私は喜んで賛同したいとおもいます。
もしかすると、現在のホワイトバンドでもそういう活動が含まれているのかもしれません。できればそういう部分もわかりやすくなっていればいいのになぁと思います。
とりあえずこんなところでしょうか
ちわ。
返信削除へぇ~こんなのあったんだ、とちょっと方々確認して参りました。
感想です。
啓蒙(←これもなんだか差別語なんですって?知らなかった)だけなら、手に白いものでも、幸せの白いハンカチでもいいような気がしますね。
むしろ、ここの団体の寄付割合なら、最初からファッションとして売り出して、その一部を活動資金に回すという商魂前面押し出しのほうが好感もてます。
なお、私としては中立とは「ある程度距離を置いてものを眺める」ととらえます。だから罵倒にならない程度に
疑問に感じるものは疑問に思うでいいと思いますね。
いろいろ回ってきたら、寄付金なしという情報もあるではないですか。
返信削除ソース
http://whiteband.sakura.ne.jp/
結構たむようさんの感覚、中立からははずれてないと思うのですが・・。
ども むりゃーまさんこんにちは。
返信削除ホワイトバンドに関しては、いろんなblogや掲示板の書き込みを見ると、わかっててやってる人と判ってないでやってる人に大きく分かれて、わかってる人は「わかってない人も巻き込むのが狙いだ」と言ってて、わかってなかった人は「最初はわかってなかったけど、最後は内容を理解してよかった」と「騙された」に二分されるように思えます。
私は「騙された」という人が出るような活動は、わざわざ敵を作るようなもんなので、あまり得策ではないように思えてとても気になります。もうちょっと上手にやれると思うんですがね(笑
まあ、そもそも私は活動目的自体にも疑問を抱きつつあるので、ホワイトバンド活動が失敗しても特に居たではないんですが。。。。。
いろいろと考えることができるネタは面白いですね
コメントかえしありがとうございます。
返信削除今度真面目に、どっかネタ拾いにつれてってください(じゃなくて・・)
ホワイトバンドについて、最近うちの旦那も
「にやにや~~~」と見ていることが判明して、お互い同じ地雷を踏みぬいているのではないかと焦っている次第です。
商売に関すること、政治ネタは我が家の話題となりまして、某所と某所で発言がかぶります。
現在の日本版ホワイトバンドの活動については批判がこの量に達した時点で、下手打ったかなと感じます。
といっても、元々個人的に、ボランティアなら
・近所のおつきあい募金(社会福祉協議会)
・自治体の共同美化作業に参加(道のどぶさらいとか)
・うちででるゴミは時間内にだすことを心がける
・自主的に居住地の共通ゴミ収集コーナーの掃除
・年一回家族会議でどこの窓口にいくら(何を)
寄付するか決め、そこに寄付
というささやかなものなので、ホワイトバンドが失敗しても全然痛くはないのですが(笑
むむ。ゴミの部分は、ボランティアじゃなくて
住民の義務か??_| ̄|○