たむよう日記(blogger): やさしい嘘

2006年3月22日水曜日

やさしい嘘

旧ソ連のグルジアに住むおばあちゃんを中心に、フランスに出稼ぎ（しかし不法滞在での労働）している長男、夫をアフガン戦争で無くし女で一人で娘と母の面倒を見る長女、フランス語が堪能で将来に希望を持っている大学生の孫娘が主な登場人物。
　おばあちゃんは、いつも長男、長男で、長女はかなり辟易しているのだが、そこへ長男がフランスで事故死したという連絡が入る。おばあちゃんへのやさしさからそれを隠そうと、娘と孫は長男からの手紙を偽装する。
　そうこうしているうちにおばあちゃんは、息子のところに会いに行くと財産を売ってしまって旅費を作り、娘と孫とフランスへ！娘と孫はおばあちゃんが寝ている隙に墓参りに行くのだが、おばあちゃんは起きてしまって一人で息子探しに行って、息子が死んでしまったことを知ってしまう！！！　どうなる！？！！

　意外なラストに、ちょっと胸がキュンとなる映画だった。

　孫娘はロシア系なのかわからんけど、すらっとした美人だが、キツイ性格を上手く演じてて好感度高し。